『トラックの高速料金を最大50%節約!』知っておきたいお得な割引術とは?

ムムム…
おや?なんだかお困りのようですね!
高速道路をトラックで走ることが多いんだが、社長から「節約節約!」って口を酸っぱく言われてなぁ…。
なにか良い方法があるのかな…?
それでは今回は、高速道路をお得に利用するための割引術についてお話ししましょう!
この記事でわかること
✔高速道路を管理するネクスコの境界点は?
✔高速料金の仕組み
✔高速料金の節約術
✔料金所での車種区分の判別方法は?
目次
ネクスコの「境界線」はどこ?
まずは…ネクスコって聞いたことありますか?
んー、あるような…ないような…
ネクスコ(NEXCO)は、日本の高速道路の管理や運営をしている会社のグループです。
高速道路の建設や管理、サービスエリアの運営なども行っています。
ネクスコは2005年に3つのグループに分かれました。
ケンカ別れか!?
物騒ですね…違いますよ。
地域に特化したサービスの向上や経営にとってメリットが大きいためです!

参照:商業施設新聞
NEXCO東日本: 北海道、東北、関東地方を担当
NEXCO中日本: 中部地方や関東の一部を担当
NEXCO西日本: 近畿地方、中国地方、四国、九州地方を担当
トラックの高速料金は「車両の種類」と「走行距離」で変わる!
高速道路の料金はポイントが2つ!
POINT1 走行距離
みなさんご存じの通り、走行する区間が長いほど料金が高くなります。
POINT2 高速道路料金の車種区分
トラックは車両の大きさや重さによっていくつかの種類に分けられます。
それぞれの種類ごとに料金が決まっているんですよ。
【軽自動車等】
・軽トラックなどの軽貨物自動車
普通車より約2割安い料金です。
【普通車】
・2tトラックなどの小型貨物自動車
【中型車】
・3〜4tトラックなどの普通貨物自動車
普通車の約1.2倍の料金がかかります。
【大型車】
・最大積載量5t以上のトラックなど
普通車の約1.65倍の料金がかかります。
【特大車】
・4車軸以上のトラックや大型特殊自動車など
普通車の約2倍の料金がかかります。
私がよく乗っている大型トラックは普通車の1.65倍の料金がかかっているのか!
トラックの高速料金の主な割引
ここまで見てきて、高速料金結構高いなぁ~って思いました!?
ほぼ毎日、高速を使っているからなぁ…費用のことを言う社長の気持ちがちょっとわかったよ。
高速料金には、いくつかの割引システムがあるんです。
それを賢く使うことで、料金をお得にすることができるんですよ?
トラックの高速料金に使える割引
☑ ETC搭載車両の割引
☑ 深夜時間帯料金
☑ 走行距離割引
☑ 大口・多頻度割引
これらの割引を組み合わせたら、大きな節約になる場合もあるんです。
それは興味深い!ぜひ教えてくれ!
「ETC搭載車両」は高速料金が割引になる

ETC(自動料金支払いシステム)を使うことで、たくさんの割引が受けられます!
次から説明する「平日朝夕割引」や「深夜割引」はETC搭載車ならではの割引です。
国土交通省は、高速道路を利用する車のETC利用率が令和6年時点で94.9%と発表しています。
お得に使えるならETC導入はとても魅力的ですね。
「平日朝夕割引」
ETC搭載のすべての車種、トラックが対象となる「平日朝夕割引」は、高速料金が割引されるのではなく、1か月の高速料金の支払い額に応じてETCマイレージが還元されるサービスです。
平日 6時~9時/17時~20時
・1カ月/5回~9回まで / 最大100km相当分を約30%
・1カ月/10回以上 / 最大100km相当分を約50%
貯まったポイントは翌月の高速料金の支払いにご利用いただけます。
「深夜割引」

こちらもETC搭載のすべての車種、トラックが適用されるサービスで、深夜(0時から4時まで)の間に高速道路を走ると、料金が30%割引されます。
これは「深夜割引」と呼ばれ、トラックドライバーにとって大きな節約になります。
夜間は道路も混まないからスムーズに走行できるし、メリットは大きいな。
中型・大型・特大車両は「休日割引」は受けられない

紹介した割引のほかに高速には休日割引が存在します。この割引は土、日、祝日に高速道路を走ると、料金が30%割引になるサービスです。
ですがレジャーを目的とした割引制度のため「軽自動車等」と「普通車」を対象としています。中型・大型・特大車両は対象外となります。
距離料金の割引を最大限に活用
長距離逓減制(ちょうきょりていげんせい)
走行距離が長くなるほど料金が割引されます。
〈現行〉
走行距離 | 割引率 |
100㎞超~200㎞以下 | 25%割引 |
200㎞超 | 30%割引 |
〈2024年、令和6年末頃~以下に見直し予定〉
走行距離 | 割引率 |
100㎞超~200㎞以下 | 25%割引 |
200㎞超 | 30%割引 |
400㎞超~600㎞以下 | 40%割引 |
600㎞超~800㎞以下 | 45%割引 |
800㎞超 | 50%割引 |
長距離になればなるほど、コレはお得だな!
大口・多頻度割引(ETC2.0搭載車)
運送会社などが頻繁に高速道路を利用する場合、大口・多頻度割引というシステムがあります。
この割引は、契約者の1ヵ月の高速国道のご利用額の合計が500万円を超える、などのネクスコの要件を満たせばETCコーポレートカードが付与されます。
この割引は、ETC2.0を搭載した車両が対象となり、最大で40%の割引が受けられます。
(※上記割引率は令和7年(2025年)3月末まで、それ以降は最大30%)
我が会社も入っているのだろうか…
「限定」圏央道だけの「ETC2.0割引」
ETC2.0は、従来のETCよりもっと賢く進化したETC搭載機です。
圏央道(首都圏中央連絡自動車道)は高速道路ではありませんが、ETC2.0を搭載した車両には「ETC2.0割引」が適用されます。
※例:普通車の場合は24.6円/km
なんと!!
ETCが搭載されているとそんなに割引があるのか。さっそく社長に報告だ!
トラックの車種はどうやって判別している?
料金所を通過するのは一瞬のことなのに…
料金にかかわる車両区分はどうやって判断してるんだろうか?

高速道路で車両を見分ける方法とは?
たくさんの車両が通り過ぎる高速道路の料金所では、車両の種類を瞬時に判別するためにいくつかの方法が使われているようです。
お金の問題は間違いがあったり、ごまかしがあってはいけません。
実は…こんなところでチェックされているんです。
車幅センサーでチェック
料金所には車幅を測定するセンサーが設置されており、車両の幅やタイヤの数を検知して車種を判別します。
【踏み板センサー】
料金所に設置されたゴムシート状のセンサーで、車両が通過する際にタイヤの数や位置を検知して車幅を測定します。

知らないうちに相手に情報が渡ってたのか…。
悪いことしてなければ、そんなにドキドキしなくて大丈夫ですよ。
ETC車載器の登録情報
ETC車載器は車検証の情報を登録しないと使えないって知っていますか?

えっ!情報はETCカードに登録されているんじゃないのか!
そう思われがちなんですが、ETC車載器の方に車両の情報が登録されています。
料金所ではこの情報を元に車種を判別します。
高速料金の不正が行われないよう、何種類もの方法を組み合わせて、正確に車両の種類を判断し適切な料金を請求しています。
高速料金は割引を活用してお得に走ろう!
高速道路のお得な使い方についてわかりましたか?
知らなかった割引システムについて知ることができて、これで社長にチクチク言われなくて済むよ!
ゴホン!!…それは私の話かな?
あっ!社長!お疲れ様です!じつは、いいお話が・・・(!!)
今回は、高速道路を走行するときのお得な割引についてみていきました。
どうやらほとんどの割引サービスは、ETC搭載車が条件となっているようです。
ETCを搭載することによって料金所を通過する際の支払いがスムーズになるというメリットもあります。
いろいろな割引をおトクに使って、経費を抑えていきましょう!
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